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讃岐の漆芸は人情細やかな、讃岐の人柄と瀬戸内の気候風土から生まれた郷土色豊かな漆芸であります。
松平頼重公が水戸を離れ、讃岐高松拾貳万石に封じられてから、大変盛んになり、日本漆芸史上に不朽の名を留めるまでになりました。漆器界の始祖と仰がれる漆聖、玉緒象谷を始め文寄堂、黒斉、蘭斉、後藤太平等の先覚者から今日に受け継がれ、一つ一つ人間の手によって真心こめて研鑚を重ね、其の極致に達した漆器で、機能と格調の高さは日本的な暖かな味とみずみずしさを保ち、いつまでも広く長く御愛用頂けるものと確信いたしております。
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